景色とグルメで満たす。パートナーが喜ぶ「立ち寄りスポット」の探し方

トマトの冷製パスタ

一人のツーリングなら、ひたすら走り続けてコンビニのおにぎりで済ませるのも「味」ですが、夫婦でのタンデムツーリングではそうはいきません。
パートナーにとって、バイクはあくまで移動手段であり、旅の目的は素敵な景色や美味しい食事にあることが多いからです。

かつての私は走ることを優先しすぎて妻の機嫌を損ねた苦い経験があります。
それ以来、私は営業職で培ったリサーチ力を駆使し、パートナーの期待を超えるスポット選びを心がけています。

地図上の地点を、二人のかけがえのない思い出に変えるための、大人のスポット選定術をお伝えします。

SNSと実体験を組み合わせる。ハズさない映えスポットの見つけ方

今の時代、観光地選びにInstagramなどのSNSは欠かせません。
しかし、写真映えだけを狙って現地に行ってみると、実際は人が多すぎてバイクを停める場所すらなかったり、写真と実物のギャップにがっかりしたりすることも少なくありません。

そのため、SNSで見つけた魅力的なスポットを、必ずGoogleマップのストリートビューやクチコミでクロスチェックするようにしています。

特に確認すべきは、バイクの駐車スペースの有無と、そこからの歩く距離です。
絶景スポットであっても、重いライディングブーツを履いたパートナーに急な山道を20分も歩かせるのはスマートではありません。

バイクを降りてすぐに景色が楽しめる場所や、ベンチがあってゆっくりコーヒーが飲める場所など、同乗者の体力を温存できるスポットを優先的に選びます。

行列はデートの敵。食事処は予約か時間ずらしが鉄則

旅の醍醐味であるグルメですが、人気店での長時間の行列はタンデムツーリングにおける最大の敵です。
ヘルメットを持って並ぶのは物理的にも大変ですし、空腹と疲労は喧嘩の元になりかねません。

私は可能な限り、ランチの時間を予約できるお店を選ぶようにしています。
予約ができない人気店の場合は、開店直後の11時や、ピークを過ぎた13時半以降など、あえて時間をずらして訪問する計画を立てます。

また、お店選びの際は味だけでなく居心地も重要です。
座敷席でブーツを脱いでリラックスできるか、荷物を置くスペースがあるかなど、ライダー目線でのチェックも欠かせません。

もし目当てのお店が混んでいた場合に備えて、近くの第二候補を必ず用意しておくのも、スマートなエスコートの基本です。
こっちのお店も気になってたんだとスムーズに切り替えることができれば、トラブルも楽しいハプニングに変えられます。

休憩自体をエンタメに。道の駅や足湯で回復を楽しむ

トイレ休憩や給油のためだけに止まるのはもったいないことです。
私は休憩スポットそのものを目的地の一つとして楽しめる場所を選ぶようにしています。

例えば、地元の特産品が並ぶ道の駅や、絶景を望めるカフェ、あるいはツーリングの疲れを癒せる足湯があるスポットなどは、妻にも非常に好評です。

特に足湯は、ブーツで蒸れた足をリフレッシュできるだけでなく、冷えた体を温める効果もあり、冬場のツーリングには最適です。
タオルを一枚余分に持っていくだけで、ただの休憩が特別な癒やしの時間に変わります。

  • SNSで見つけたスポットをGoogleマップのクチコミやストリートビューで確認したか
  • バイクの駐車スペースからスポットまでの歩く距離を考慮したか
  • 食事処は予約をするか、ピークタイムを避けた時間設定にしたか
  • 万が一混雑していた場合の第二候補のお店を用意しているか
  • 休憩場所には、足湯や絶景などプラスアルファの楽しみがあるか

写真好きなパートナーであれば、バイクと一緒に綺麗に写真が撮れるフォトスポットを休憩場所に選ぶのも良いでしょう。
休憩中も来てよかったねという会話が生まれるような、質の高い時間を演出すること。

それが、次のツーリングへの期待を高める秘訣です。